iPhoneユーザーから圧倒的な人気を誇るアップルのワイヤレスイヤホン「エアーポッズ」。今更ながら私も買ってみました。
便利便利と言われていますが、有線イヤホンを今まで使っていた私としては非常に心配。というか、私は極限までの「面倒くさがり」なのです。
エアーポッズってめんどくさそうなポイントが多いもの。というわけで、エアーポッズの面倒くさそうポイントと実際の評価をレビューします。
エアーポッズは充電が面倒くさそう
エアーポッズは完全ワイヤレスイヤホン。必然的に充電が必要になります。
イヤホンを充電…。正直、今まで有線のイヤホンを使っていた人にはめんどくさく感じる作業です。
しかし、思った以上に充電は楽でした。
エアーポッズは専用のケースに入れている間に充電される仕組み。使っていない時にはケースに収納しておけば、充電が切れることは早々ありません。
ケースの充電は簡単。iPhoneユーザーならばライトニングケーブルがそのまま使えるので、充電器を増やす必要もありません。

私は寝ている間にiPhoneを充電。起床後、iPhoneからケーブルを外し、出かける準備中に1時間ほどケースの充電をしています。高速充電のおかげで、これだけの充電で相当動いてくれます。充電のストレスはほとんど感じていないですね。
そもそもケースへの収納がめんどくさそう

エアーポッズは充電も兼ねて、使用後はケースに収納することが大切。
正直、これがメチャクチャ面倒くさそうだったッ!イヤホンを使うたびにケースに出し入れ、なんとも面倒くさそうです。
しかし、使ってみると驚くほど気になりません。
ケースとエアーポッズが非常によく考えられており、流れるような動作で収納が可能です。
そもそも、ワイヤレスイヤホンは小さい。そのままポケットに突っ込もうものなら紛失することは目に見えています。
安いものではありませんからね、無くしたら悲劇ですよ。ケースに入れることで紛失防止にも一役買ってくれます。
音楽を聴くまでがスムーズすぎる!
私はエアーポッズをで音楽を聴き始める瞬間に一番価値を感じました。
今までは、
- ポケットからイヤホンを取り出す。
- ケーブルを解く(←これが一番面倒)。
- イヤホンジャックにプラグを差し込む。
- 耳に差し込む。
- 音楽を聴く。
この手順を経ていました。
しかし、エアーポッズは
- ポケットからエアーポッズのケースを取り出す。
- ケースを開けてエアーポッズを取り出す。
- 耳に差し込む。
- 音楽を聴く。
なんですか、このスムーズな動作は。特に、ケーブルを解く作業がこんなにもストレスになっていたとは。潜在的なストレスってやつですね。
ケーブルを解く作業に比べたらケースにしまう作業なんてどうでも良くなります。
正直、もう有線のイヤホンは使いたくありません。
遅延は気になるのか?
ワイヤレスイヤホンを買うかどうか躊躇していた理由の一つが遅延です。
動画をワイヤレスイヤホンで見ると音と映像のズレが起こってしまうというのが「遅延」。
嫌じゃないですか。動画で口をパクパクさせた後に遅れて声が聞こえてきたら。
しかし、この遅延も杞憂でしたね。気になりません、というか遅延が起きているのかどうかも分からないレベル。
ユーチューブや映画をダラダラ観る程度なら、全く問題がないと言って良いでしょう。
エアーポッズで音ゲーは?
困るのは音とのズレに敏感になる音ゲーをやっている時でしょうか。
ただ、最近の音ゲーは遅延のことを考えて、タイミングをずらすことができる機能がついていたりします。
よほどの拘りを持っている人以外は音ゲーでも問題なくエアーポッズは使えるかと。
エアーポッズってダサくね?

エアーポッズを買ったよ、と言うと「あれ、ださいじゃん」。みたいなことを良く言われます。
確かに独特なデザインでエアーポッズが発売された時は衝撃を受けたものです。
耳からニョキニョキと白い物が生える。なんだか先住民のよう。
発売当日にエアーポッズをつけていたら変な目で見られていたことでしょう。
しかし、時代は変わりました。
今となっては街中で石を投げればエアーポッズユーザーに当たると言われるほどエアーポッズ愛用者が増えてしまいました。(適当)
ここまで増えると、ダサいとかダサくないとか関係ないのです。皆つけているからダサいなどの概念は消えました。標準です。
まぁ、流行るだけのポテンシャルを持っているのですが。
エアーポッズは高いのか?

エアーポッズ。税込で2万円ほどします。
高いですよね。音質も2万円の価値があるかと言われると微妙です。オーディオ機器に2万円は中々勇気のある決断が必要です。
ただ、正直このクオリティで2万円ってダントツの性能なんですよね。
確かにありますよ。エアーポッズよりも高音質で、高機能(ノイズキャンセリング)がついているワイヤレスイヤホン。
ソニーとか、ボーズとかが販売しています。しかし、これらは最低でも3万円以上するもの。
あなたはイヤホンに3万円、4万円かけられますか?かなりのマニアでないとキツイ価格です。
完全ワイヤレスでバッテリーの持ちなどを考慮するとエアーポッズの性能を2万円に落とし込めたのは賞賛に値します。
2万円ならオーディオマニアでなくてもギリッギリ買える値段。流石はアップルさんです。
エアーポッズ買わない理由はない
まあ、ベタ誉めなないようになりましたが、本当に満足しています。2万円の価値は間違いなくあったと。
是非とも一度使っていただきたい。合わなかったら最悪メルカリなどで売ればいいんです。(中古でもすぐに買い手がつくアップル製品だからこそできる荒技)
個人的には大満足な買い物ができました。
追記:エアーポッズ紛失…。
あろうことかエアーポッズを紛失してしまいました…。
その場しのぎにサウンドピーツのワイヤレスイヤホンを買ってみたのですが、エアーポッズの使いやすさが身にしみて分かりました。
中華製のワイヤレスイヤホン「サウンドピーツ」を買ってみた|エアーポッズの使いやすさを実感