書評「瞬読」読んでみた|今までの速読との違いは?どうして流行っているのか?

最近流行りの本「瞬読」。

本を沢山読みたい!と考えた時点で「速読」に行き着くのは至極当然です。

私もその一人。

1冊の本を早く読めるに越したことはありません。

 

この瞬読は従来の「速読」とは一線を画すメソッドなそうな。

実際どうなのか、読んでみました。

得るものなし!いつもの速読法!

正直に言いましょう。

「瞬読」は従来の速読本となんら変わりません。

原理としては右脳(イメージ、印象を司る)を使って文章を画像として認識させましょう!

という昔からある内容。

 

速読の流派は主に2つあると思います。

  • 眼球の動きを早くする手法
  • 右脳を使って本を画像として覚える方法

瞬読は後者です。

何か新しい発見はありませんでした。

読書の意味わかってる?

しかも、本の中にコソッと一文。

「大前提として基礎知識がある本を選んでください」

つまり、瞬読は基礎知識がある本にしか対応していないということ。

自分の知らない知識を得るために読書をするのではないのですか?

 

これでは自分の知っている内容を何度も読むだけです。

読書としての意味がありません。

集中直UP!記憶力UP!学力UP!は本当か?

瞬読を身につけると、集中力が上がったり、記憶力が上がったりするそう。

これはあながち間違っていないかもしれませんね。

というのも、本の最後(というか3分の1は右脳のトレーニングな薄っぺらい内容)が載っています。

 

右脳を鍛えるのは良いことです(読書で使えるとは言っていない)

右脳を鍛えることで集中力が上がったりはする可能性はありますね。

なぜ「瞬読」が流行った?

さて、昔からあるゴミみたいな速読本を摑まされたわけですが、なぜ「瞬読」が流行っているかを考えてみました。

こちらを考える方が有意義です。

 

やはり、副業解禁というのは大きな後押しなのだと思います。

副業したい!

→じゃあ、本を読んで勉強しよう!

→効率よく本を読める方法はないかな?

→1時間半でマスターできる瞬読がすごそう!

こんな流れで流行っているのでしょう。

 

つまり、これを買っている人は速読を身に付けたいわけではありません。

副業を有利に進めるための知識、能力が欲しいのです。

こういう稼ぎ方もあるんですね〜。

 

副業のノウハウではなく、副業を有利に進めるためのノウハウを売っているわけです。

これはこれからの一つの流行りのビジネスモデルになりそうです。

とりあえず、私は引っかからないようにしたいと思います(笑)

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