ミニマリストでも手放せないモノって結構あります。
私の場合は「アイロン」。こればっかりはどうしても手放せそうにもありません。
しわくちゃなシャツは絶対に着たくないですし、クリーニング屋にいちいちお願いするのも面倒なんで。
しかし、アイロンって結構かさばりますし、アイロン台という二次アイテムまであるのです。
現在、アイロン台はニトリで購入したコンパクトなアイロン台を利用していますが、必要なければないに越したことはありません。
ミニマリストには衣類スチーマーが良いのではないか?
この厄介なアイロン問題を解決してくれそうなアイテムを発見しました。
それが衣類スチーマー。前々から気になっていたのでこれを機に購入。
これがあればアイロン台を手放すことができる!と思ったのです。
しかも普通のアイロンよりもコンパクト。これはミニマリスト必携のモノになるに違いない!そんな希望を抱いて購入しました。
パナソニック衣類スチーマー買ってみた。
今回購入したのがパナソニックの「衣類スチーマー NI‐FS530」です。
パナソニック 衣類スチーマー ダークブルー NI-FS530-DA
ハンドスチーマーも色々と種類があり、メーカーも色々と販売していますが、評価も高かったので購入しました。
ハンドスチーマーの特徴は何といっても「服を掛けたままシワ取りができる」ということでしょう。
ハンガーにつるしたまま服にアイロンがけ出来るんです。これが本当ならばアイロン台を手放すこともできます。
というわけで大きな期待を抱いて使ってみたのですが、なかなか不満点も多かったのです。
衣類スチーマーだけではシワ取りは無理?
正直に言いましょう。
ハンドスチーマーだけでYシャツのシワを完全にとることは不可能です。
確かにシワは伸びますし、ある程度はマシになります。ただ、これだけでちゃんとしたアイロンをかけたような「ピシッ!」とした出来にはなりません。
Tシャツならともかく、Yシャツのシワ取りでは全くもって役に立ちません。これで会社なんていけませんよ…。
衣類スチーマーはちょっと重い
あと、重い。
思った以上に重量感があります。私の予想ではササっとラクに服のシワ取りができると思っていたのですが、そんなことはありません。
やたらと重いハンドスチーマーを片手で支えつつ、もう片方の手で服を伸ばしながらスチームを当てる必要があります。普通にアイロン掛けた方が楽なんですよねぇ。
ヘッドが小さくアイロンとしては不十分
このハンドスチーマーはアイロンとしても使うことができます。
スチームだけでとり切れないシワはアイロンモードでとればいいんですね。
まぁ、ここにも落とし穴が。
軽量化を図るためにヘッド部分が小さいのです。そのせいでアイロンがけがなかなか進みません。何度も何度も服の上を行ったり来たり。疲れます。
スチーマー機能だけでは完全にシワはとれず、アイロンとして使うには使いづらい。
正直絶望しました。
衣類スチーマーの評価点
とここまでかなり辛口で書かせていただきました。もちろん評価できるところはあります。
立ち上がりの速さは異常に速いです。スイッチを入れてアイロン台を準備している最中に立ち上がってます。これは嬉しいですよね。出かける前にパッとスチームを当てることができます。
スチーム量もかなり多め。
シワ取りとしては使いづらいですが、Tシャツなどの比較的にシワが目立ちづらい服ですとハンドスチーマーのスチーム機能だけでかなり綺麗になります。
さらにスチームで消臭効果もバッチリ。
シワ取りとして使うのではなく、スーツについた臭いを消すのにも一役買ってくれます。
衣類スチーマーが向いている人
以上のことから衣類スチーマーをおススメできる人は以下の通り
- きちんとしたアイロンを持っていて、サブ的な使い方をしたい人
- Yシャツなどのアイロンがけはクリーニング屋に頼んでいてスーツの臭い取りなどに使いたい人。
- スーツ、Yシャツを全く着用せず、Tシャツなどの服しか持っていない人
基本的にはサブ的な使い方がメインになってくるかと思います。
もしくはTシャツしか着ないミニマリストの方とか…?
もう少し技術革新が起これば、ハンドスチーマーだけでシワ取りが完全にできる時代になるでしょうね。
現状ではハンドスチーマーだけではちょっとストレスがたまるかも。そんな気がしました。
パナソニック 衣類スチーマー ダークブルー NI-FS530-DA