「酒好き医師が教える最高の飲み方」を読んでみた|二日酔いにならないための情報を入手!

医師が教える最高の飲み方を読んでみたので書評レビュー

私は飲酒をあまりしません。月に2-3回でしょうか。

お酒は結構好きなんですが、お酒を飲んだ次の日のパフォーマンスへの影響を考えると飲まなくていいや、と思ってしまうのですね。

 

しかし、人との付き合いで飲むこともあるでしょうし、たまには飲みたくなってしまう事もあります。

飲酒をしても次の日に持ち越さない飲み方、パフォーマンスを下げない飲み方を知るために「飲酒についての勉強」をすることにしました。

 

「最高の飲み方」を読んでみた!

探してみると飲酒方法について詳しく語った本は意外と無いもの。

少ない中でも人気が高い「酒好き医師が教える 最高の飲み方」という本で勉強することにしました。

確かに酒に対する情報量は中々のものでした。しかし、ちょっと読みにくかったのも事実。

最初にこの本に対する文句だけ言わせてください。

そもそも医者じゃねぇ

この本のタイトル「酒好き医師が教える 最高の飲み方」でしたね。

筆者は別に医者じゃありません。

タイトル詐欺ですよ。

筆者はあくまでエッセイスト、ジャーナリスト。

 

そんな筆者が手当たり次第に医者にインタビューした内容をそのまま載せた形です。

25人もの医療関係者に取材をした熱意は伝わってくるのですが、纏まりのない内容と言わざるを得ません。

言っていることが著しく重複している部分や、医師によって若干意見が食い違うところも見受けられます。

せめて自分なりにしっかりとジャンルわけをして纏めて本にして欲しかったですね。

 

左党左党うるさい

酒飲みのことを左党と呼ぶそうです。(江戸時代の大工は左手で「ノミ」を持ち、左手のことを「ノミ手」と呼び、ノミ手⇨飲み手となったそう)

初めて知った時は「面白いなぁ」と思ったものの、この本は「左党」という言葉を飽きるほど乱用します。

 

筆者自身のことを「左党」「左党」と表現し、読み手のことも「左党」「左党」と書きやがります。正直、うるさい。

纏まりのない文章に加え、あまりにもしつこい「左党」。読むのが苦痛です。

 

酒好きが飲む理由をこじつけたような内容も多い

この本で医師たちが一貫して言っているのは「酒は飲まないに越したことはない」ということ。

25人の医師のほとんどが、飲まないに越したことはないことを示唆しています。

ある意味ではこの本で最もためになった知識とも言えます。

 

しかし、こじつけのように「酒に含有される栄養素~〜が体に良い」としつこく言ってくるのですね。

ある程度のエビデンスは提示されるものの、本当に信頼して良い研究報告なのかは謎の物も多い。

栄養素◯◯が体に良いのは分かるが、酒からわざわざ摂取する必要もないはず。

どうしても酒が飲みたくてしょうがない筆者がこじつけのように酒が体に良い理由を医師に聞き出しているようにしか思えませんでしたね。

 

私的には「最高の飲み方」というタイトルなのだから、酒を飲む前、飲んでいる最中、飲んだ後のケアを厚く厚く書いて欲しかったのですがね。

 

はい、文句おわり!

しかし、為になった内容ももちろんありました。今後の自分のためにもまとめておきます。

 

つまみには何が良いのか?

私が一番知りたかった情報といっても過言ではないでしょう。

悪酔いを防ぐためには一体どんな「つまみ」が適しているのか?

本でも少し述べられていたのでまとめます。

酒を飲む前には油物を

悪酔いを避けるためには、酒の吸収をゆっくりにする必要があります。

つまり、胃での滞留時間が長い食べものを食べるとGOOD。

油もの

油物は胃での滞留時間が非常に長く、酒の吸収をゆっくりにしてくれるそう。

例)オリーブオイルを使ったカルパッチョ、唐揚げ、フライドポテト

乳製品

乳製品も滞留時間が長く悪酔いを防げます。

とくにチーズは固形物なので満腹感も出て食べ過ぎも防げるので一石二鳥。

例)チーズ(固形物なのでなおよし)、牛乳

食物繊維

食物繊維も滞留時間長いです。

お浸し、サラダ、きんぴら、きんぴらごぼうを積極的に取りましょう。

野菜を先に食べると血糖値が上昇するのを防げますからね。これまた一石二鳥。

 

飲み始めにはビタミンU

ビタミンUは胃の粘膜表層のムチンを増やし、胃をアルコールの刺激から守ってくれます。

ビタミンUが含まれている野菜はキャベツ、アスパラ、ブロッコリー。(加熱厳禁!ビタミンUは水溶性で熱に弱い)

悪酔いしないために食べたいもの

悪酔いしないためにはアルコールの分解に必要な栄養素を補うことが大切です。

肝臓の代謝を助ける栄養を取るのが良い。

  • タウリン(イカ、タコ)
  • Lシステイン(ひまわりの種、大豆)
  • セサミン(ごま)

 

飲んでいる最中は「お酒と同程度の水を飲む」と言うのは聞いたことがありましたが、非常に効果が高いそう。

ちゃんとチェイサー飲もうな。(戒め)

 

酒の中では日本酒がマシか?

飲む酒も気をつける必要がありますよね。

この本で一番勧められていたのは「日本酒」でした。

 

日本酒はアミノ酸、有機酸、ビタミンがバランスよく配合されており、マシなお酒と言えるみたいです。

特に、アミノ酸の含有率はダントツで、純米酒がオススメだそう。

 

酒はどれだけ飲めばいい?

まず、以下の式で純アルコールを求めることができます。

アルコール度数÷100×飲んだ量(mL)×0.8(エタノールの比重)=純アルコール量

 

日本人にとっての酒の適量は純アルコール量で20グラムだそう。

  • ビールならロング缶×1
  • 日本酒なら1合
  • ワインならグラス2杯

少なく感じますが、これは週あたりで考えると良いのです。

 

つまり、毎日お酒を飲むとしたら、これしか飲めませんが、2日に1回の飲酒なら2倍の量が飲めるということ。

本でも1日40グラムは、妥協範囲だと言う医者が多かったです。(毎日飲んだらダメだよ!)

酒を飲む時は日本酒2合に抑える。私はこれを徹底していこうと思います。

 

とりあえず、私が求めていた情報はこんなもの。

確かに、内容が重複していたり、くどい表現が多かったりと読みにくい本ではありますが、お酒についてここまでの情報量の本は少ないものです。

特に、大酒飲みの方は一読しておくと良いかと。(アルコールと病気に関しての情報量はすごかったので)

中高年になったらまた読みたい本ですね。

追記:漫画版がオススメ

漫画版もあり、ちらっと読んでみましたが、断然こちらの方が読みやすいですね。

まとまっており、分かりやすい。

手っ取り早くお酒の知識が欲しい方はこちらがおすすめです。