シンプルな時計を入手しました。デンマーク発祥の新進気鋭の腕時計ブランド「nordgreen」。
今回はそんなnordgreenの腕時計を実際に使ってみたので正直なレビューを行なっていきます。
nordgreenとは?
nordgreenはデンマーク発の腕時計ブランドです。
デンマークらしさ満点のシンプルで洗練されているデザインが強み。
デザイナーはヤコブワグナー。
ちょっと興味を持って調べてみると、かなり面白そうな人物でした。
手掛けたデザインは椅子や照明、ワイヤレスイヤホンまで。
ジャンル豊富なアイテムのデザインを手がけてきました。電化製品にも強い印象を受けましたね。
そして、彼のデザインしたアイテム共通するのが「シンプル」であること。
シンプル。いいですね。大好物です。
公式サイト→北欧のシンプルとミニマリズムの腕時計【nordgreen】
nordgreen[Native]レビュー
今回入手したのはnordgreenの中でも最もシンプルな腕時計「Nativeシリーズ」です。
限界まで無駄を削ぎ落としつつ、実用性も保ったnordgreenの自信作。
デザインはヤコブワグナーお得意の超ミニマム。秒針まで排したデザインには最初驚きました。
使ってみると秒針って意外と必要ないものですね。
むしろ、この時計に慣れてしまうと毎秒ごとにカチカチする秒針が気になってしまいます。
ここからは使ってみて感じたnordgreen[Native]の良かったところ、悪かったところを紹介します。
36mmサイズが神ってる
nativeの一番の強みがサイズの選択肢が多いということです。
32mm、36mm、40mmの3種類。
ここ最近は直径40mm以上の腕時計が流行っています。
確かに時計を前面に出したファッションもカッコ良いですが、日本人が取り入れるのはハードルは高め。
普段から鍛えているマッチョなら素敵ですが、華奢な日本人がやると時計が完全に浮きます。
腕の細い人だと正直、40mmでも大きい。
かと言って、レディースサイズをメンズが着用するのも抵抗がありますよね。
そこで36mmの出番というわけ。
40mmほど大きくなく、レディースサイズにも見られない絶妙なサイズ感。
このサイズ感は体型に少し自信のない男性の救世主になってくれます。
あと、36mmは男女兼用にもなります。恋人と夫婦とシェアできる腕時計って良き。
36mmは歴史あるサイズ感!?
一昔前の腕時計は34mm、36mmが主流でした。
高級腕時計ロレックスの過去の定番ラインもこの2種類。
腕時計として歴史のあるサイズ感なのです。サイズ感一つで時計の印象は大きく変わります。
36mmのnativeはサイズ感はクラシカル、デザインはモダンチックとハイブリッドな時計ですね。
文字板のデザインがヤバイ
ぱっと見、シンプルな時計なんですが観察すると文字板のデザインの完成度を感じることができます。
文字盤の色は白。
…だと思っていたのですが、ただの白ではありませんでした。メタリック感のある白です。
このメタリック感が良い味を出してくれるのです。
文字板が白というのは最もフォーマルな腕時計です。
ビジネスはもちろん、冠婚葬祭につけていけるような腕時計で汎用性は抜群。
反面、どうしても地味なイメージになりがちなんですよね。
しかし、nativeのように文字板がメタリック調になっていると、見る角度や照明によって化けます。
個人的には暖色の照明が当たった時が綺麗だと感じました。
インデックスも細かいながらも一つ一つに凹凸があり、安っぽさを感じません。
北欧デザインのシンプルな腕時計の弱点である地味&チープ感を見事払拭できていました。
メッシュベルトの完成度が高い
メッシュベルトなんてどこも同じだと思ったら大違い。
実は質感と柔軟性に大きな差が生まれます。
nordgreenはメッシュベルトのクオリティが高かったです。
きめ細かく編み込まれたメッシュは柔軟性が非常に高い上、薄く仕上げているので肌馴染みが良い。
私は腕が細めということもあり、質の悪いメッシュベルトだとフィット感が悪いんですよ。
バンドは取り外しが簡単にできます。裏のレバーを押すことで工具がなくても着脱可能。
nordgreen純正は3000円から新しいベルトを買うことができます。
ベルトを変えるだけで印象はガラリと変わるもので、まるで新しい時計を買ったよう。
コスパよく腕時計をファッションアイテムとして楽しむことができるでしょう。
意外!女子ウケが良い!
日常的にnativeを付けていると、女性に褒めてもらえることが多かったのが印象的でした。
女性は共通点を褒める傾向があるそうです。
つまり、腕時計も女性が付けられるようなシンプルな方が褒めやすいんです!
一方で男のロマンである高級腕時計は、なかなか褒めることができません。
もちろん、腕時計にはステータス的な意味合いもありますから、勝負時計を一つ持っておくことは良いと思います。
ただ、カジュアルなデートではnordgreenのようなシンプルな腕時計をラフに付ける方が粋なのかもしれません。
nordgreenの弱点は?
ぶっちゃけると、nordgreenの腕時計を付けていて明確な弱点は見つかりませんでした。
デザイン、視認性、各パーツのクオリティ。
どれをとっても20000円クラスの腕時計では抜きん出ているように感じました。
強いて言うならば、ブランドの認知度が弱点になるでしょうか。
nordgreenは2017年に設立された新興ブランドです。
北欧デザインの雄「スカーゲン」や日本でも一世を風靡した「ダニエルウェリントン」などと比べると認知度は低いです。
逆に言うと他の人と被りにくい時計であることはメリットでもあります。
腕時計が他人とかぶるのは何となく恥ずかしいものですから…。
人とかぶらないハイクオリティな腕時計が欲しいと言う人にはかなりオススメしたいです。
まとめ:nordgreen
以上、nordgreenの超シンプルシリーズ「Native」のレビューでした。
- 華奢な体型の男性
- フォーマルな時計でありつつ、日常遣いもしたい人
- 質の高いメッシュベルトを希望の人
- 女子ウケが良い時計が欲しい人
- 人とかぶらないハイクオリティ時計が欲しい人
こんな人には是非ともオススメしたいです!ぜひチェックしてみてください。
公式サイト→北欧のシンプルとミニマリズムの腕時計【nordgreen】
追記:純正ベルト交換
nordgreen純正のベルトを入手しました。
大幅なイメチェンを図るため、ナイロンベルトに挑戦!