アップルの完全ワイヤレスイヤホン「エアーポッズ」を買ってから半年以上が経ちました。
ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアーポッズ)」を評価レビュー|面倒くさがりは使いこなせるか?
めちゃくちゃ快適に使用していたのですが、あろうことか紛失してしまったッ!
ああ、やってしまいました…。2万円が一瞬でパーですよ。やってらんねぇ。
まぁ、エアーポッズに不満はなかったわけですが、本当に2万円の価値があったか?と聞かれると疑問が残ります。
今となっては安く完全ワイヤレスイヤホンが買える時代になってしまいました。
と言うことで、実験も兼ねて安いワイヤレスイヤホンを買ってみて使い比べてみることにしました。
サウンドピーツを買ってみた
私が購入したのは中華製の完全ワイヤレスイヤホン。
最近は中国のオーディオメーカーがめちゃくちゃ強いですよね。
とにかく安くて高音質。
日本のオーディオメーカーはかなり厳しい戦いを強いられていると聞きます。
そんな中華製の中でも評判が高いサウンドピーツというブランドのワイヤレスイヤホンを買ってみました。
サウンドピーツ「TrueCapsule」というモデル。
比較しやすいようにエアーポッズと同じような形状のものをチョイス。通称「耳うどんタイプ」です。
価格にして4000円ほど。アマゾンのタイムセールを使うと3000円ほどで買うことができます。
定価でもエアーポッズの1/5のお値段。これでエアーポッズと同等の性能だったら最高ですね。
さて、結論を先に言っておきます。
やっぱりエアーポッズは神です。
ダメです。サウンドピーツが悪いと言うより、エアーポッズが群を抜いた性能だったことを再認識させられました。
せっかくなのでサウンドピーツとの比較もしながら説明していきます。サウンドピーツにも光るところがあったので…。
ワイヤレスイヤホンに求めること
我々が完全ワイヤレスイヤホンに求めるものって何でしょう。
音質?遅延の少なさ?バッテリー?
色々あると思いますが、私の中の結論は「ストレスフリー」であることです。これに限る。
エアーポッズはストレスフリーという地点で他のイヤホンの遥か彼方にあります。
実際にサウンドピーツを使ってみると分かりますが、その小さな配慮一つ一つに助けられていたのだなぁと感動してしまうのです。
耳センサーのありがたみ
エアーポッズは耳に入れたかどうかの判定をセンサーで行なっています。
このセンサーを駆使して、エアーポッズを耳から外したら音楽が勝手に止まります。これが死ぬほど便利。
耳センサーが搭載されていないサウンドピーツでは、イヤホンを外してもケースに収納するまではイヤホンから音楽がなりっぱなしです。
少しだけイヤホンを外して人と会話とかのシチュエーションでもサウンドピーツは音楽なりっぱなし。これが思った以上にストレスでした。
タッチ機能の精度
最近の完全ワイヤレスイヤホンにはイヤホンだけで曲を先送りしたり、止めたりするタッチ機能がついています。
これもエアーポッズは精度が高かったのだと再認識できました。
サウンドピーツにもタッチ機能は付いているのですが、どうも使い勝手が悪い。
どこをタッチしたら反応するのか今だによく分かりませんし、逆にイヤホンに少し触れただけで反応したりします。
エアーポッズはそんなことありませんでしたからね。本当によくできているなぁと感心しました。
ケースの小ささ
持ち運びという面ではケースの大きさって非常に重要なポイントですね。
サウンドピーツはイヤホン本体が大きいせいもあり、ケースも大きめ。正直、ポケットに入れて持ち運びたくはありません。
一方、エアーポッズはポケットに入れて持ち運べる大きさ。
何処へでも連れて行けますし、気軽に音楽を聴くことができます。(そのせいで落としたんですけどね!)
まぁ、他にもエアーポッズが優れている点はいくつもあるんですが(デザイン製の高さ、耳に入れて疲れにくいetc.)、一番気になったのは上記の点ですかね。
サウンドピーツを褒める
ここまでエアーポッズを褒めちぎった内容になりましたが、少しだけサウンドピーツの肩も持っておきましょうか。
使用した時のストレスフリー加減でいうと、サウンドピーツはエアーポッズの足元にも及びません。
ただ、光るものも見せつけてくれました。正直、4000円のクオリティーではないなぁという感想。
音質はサウンドピーツも負けていない
音質に関してはイヤーチップを使ったカナル型ということもあり、エアーポッズと引けを取りません。
むしろ、カナル型のおかげで遮音性が高く、電車などのうるさい空間でも快適に音楽を聴くことができます。
ペアリング自体はかなり良い
ペアリングの速度も非常に良好。ケースから取り出して、耳に入れている間にペアリングは完了。
この点はエアーポッズと大差なく使うことができて驚いています。
バッテリーも及第点
バッテリーの持ちも合格点。エアーポッズよりも少しバッテリーの持ちは劣っているかな?という程度で問題なく使うことができています。
ケース自身のバッテリーも十分なので、日常使いとしては問題ないでしょう。(マイクロUSBで充電しなくてはならないのが面倒ですが)
以上の点からサウンドピーツのイヤホンの性能の高さを伺えます。
あとは耳センサーとタッチ性能を上げさえすればエアーポッズに負けないイヤホンができると思います。
おそらく、これらの機能を盛り込んだとしてもサウンドピーツは1万円以下にして発売してくれることでしょう。本当に頑張って欲しいです。
まとめ
以上、中華製のワイヤレスイヤホン「サウンドピーツ」を買ったらエアーポッズの良さを改めて感じたというお話でした。
現状はエアーポッズに勝てるワイヤレスイヤホンは無いというのが結論です。
私もなるべく早くエアーポッズに乗り換えたいところなのですが、どうやら年内に新型のエアーポッズが登場するとの噂も…。
個人的にはそちらも狙っていきたいのでしばらくはサウンドピーツと仲良くやっていこうと思います。