本記事では、バード電子のキーボードブリッジについて徹底レビューをしました。
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バード電子のキーボードブリッジっては高いけど、どうなの?
そもそもキーボードブリッジって何?
キーボードブリッジはどれを買えば良いの?
これらの疑問に答えます。
僕は、バード電子のキーボードブリッジを自腹で購入しました。
そして、2ヶ月の間、尊師スタイルで作業をしました。
結論は、高いけど、買ってよかったと思っています。
キーボードブリッジを買ってから、執筆が楽になり、作業効率も上がった実感があります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
キーボードブリッジとは?
キーボードブリッジとは、ノートパソコンのキーボードの上に、外付けキーボードを置くための「板」です。
ノートパソコンと外付けキーボードの間に挟んで使います。
尊師スタイル
![リチャードストールマン氏の尊師スタイル](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/sonshi.jpg)
![リチャードストールマン氏の尊師スタイル](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/sonshi.jpg)
ノートパソコンの上に外付けキーボードをおいて使うことを、「尊師スタイル」と呼ぶ人が多いです。
プログラマー界のレジェンド「リチャード・ストールマン(通称:尊師)」が、好んで使っていたスタイルから命名されました。
尊師は、高級キーボード「Happy Hacking Kyeboard(HHKB)」を愛用していたようです。
尊師スタイルのメリットは、ノートパソコンでも、お気に入りのキーボードを使うことができる点です。
また、ノートパソコンのトラックパッドも使えることも、ポイントが高いです。
省スペースなので、出先のカフェでもお気に入りのキーボードで作業をすることができますね。
尊師スタイルにキーボードブリッジは不要?
![キーボードブリッジを使わない尊師スタイル](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/no-keyboard-bridge.jpg)
![キーボードブリッジを使わない尊師スタイル](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/no-keyboard-bridge.jpg)
キーボードブリッジを使わなくても、尊師スタイルを行うことはできます。
ノートパソコンのキーボードの上に、直接キーボードを置きます。
しかし、この方法は弱点が多いのも事実。
実際に僕もやりましたが、途中で断念したので、デメリットを紹介します。
誤入力が多発する
キーボードブリッジを使わないと、誤入力が多発します。
一応、上手くキーボードを乗せれば、誤入力は防ぐことはできます。
ただし、タイピングしているうちにキーボードがずれて、誤入力がよく起こりました。
せっかくお気に入りのキーボードで気持ち良く作業するはずが、逆にストレスが溜まります。
ノートパソコンへのダメージ
ノートパソコンのキーボードのへのダメージも気になります。
そもそも、キーボードの上にものを置くことは想定されていません。
そのため、ノートパソコンの寿命が短くなる恐れがあるでしょう。
キーボードを上に乗せることにより、ノートパソコンに傷がつく恐れもありますね。
以上の理由より、尊師スタイルをするならば、キーボードブリッジは必須アイテムです。
バード電子のキーボードブリッジのメリット
![バード電子のキーボードブリッジのバッケージデザイン](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-box.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジのバッケージデザイン](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-box.jpg)
色々と比較をしたうえで、バード電子のキーボードブリッジを購入しました。
キーボードブリッジの中では、最も有名なものではないでしょうか。
実際に2ヶ月間使って体感したメリットは以下の6つです。
- サイズがピッタリ
- トラックパッドが使いやすい
- 傾斜でタイピングしやすい
- 丈夫なポリカーボネート素材
- 傷が目立たない表面加工
- ゴム足で全く滑らない
それぞれ詳しく解説します。
サイズがピッタリ
![バード電子のキーボードブリッジをMacBookAirに設置した写真](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-up.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジをMacBookAirに設置した写真](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-up.jpg)
「M1 MacBook Air 13インチ」に乗せるとこんな感じ。
専用設計なので、ピッタリサイズで気持ちが良いです。
サイズは横305mm × 縦130mmで、MacBook、MacBook Proが公式でサポートされています。
そのため、これらのPCやキーボードと同等のサイズ感ならば使うことができるでしょう。
![バード電子のキーボードブリッジのサイズ計測](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-behind.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジのサイズ計測](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-behind.jpg)
裏面のゴム足を間のサイズを実際に測ってみました。
実測値で、横288mm × 縦117mmです。
自身のパソコンに合うか心配な人は、キーボードサイズと照らし合わせてみてくださいね。
キーボードは60%サイズに対応
![バード電子のキーボードブリッジとキークロンK2の組み合わせ](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-k2.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジとキークロンK2の組み合わせ](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-k2.jpg)
バード電子のキーボードブリッジは、HHKBに近いサイズのキーボードなら使うことができます。
60%サイズのキーボードである「キークロンK2」も問題なく使うことができました。
心配な方は、キーボードの足のサイズを測ってみてください。
横305mm × 縦130mmに収まれば、使うことができます。
トラックパッドが使いやすい
![バード電子のキーボードブリッジの独自設計](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-body.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジの独自設計](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-body.jpg)
バード電子のキーボードブリッジは、独特な形状をしています。
この窪みは、ノートパソコンのトラックパッドに干渉しないための専用設計です。
おかげで、Macのトラックパッドの全面を使うことができ、非常に快適。
マウスがなくても、快適に作業ができるのは、出先でも便利です。
傾斜でタイピングしやすい
![バード電子のキーボードブリッジの傾斜](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-slope.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジの傾斜](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-slope.jpg)
バード電子のキーボードブリッジは、手前が低く、奥が高めに作られています。
計算してみると、約3.7度の傾斜でした。
微々たる角度ですが、この傾斜によってタイピングのしやすさが格段に上がっています。
真っ平の状態と傾斜がついた状態で比較してみると、手の疲れやすさが違いました。
やはりキーボードは、やや傾いていた方が手の負担は少ないのだと思います。
現状、傾斜がついているキーボードブリッジはバード電子製のみです。
この傾斜だけでも、バード電子製を選ぶ価値はあります。
丈夫なポリカーボネート素材
キーボードブリッジは、アクリル素材が多いですが、バード電子製はポリカーボネート素材を採用。
ポリカーボネートはアクリルの50倍の強度なので、長く愛用することができます。
実際に使っていて、歪み、たわみを感じることはありません。
机で普通にタイピングしているような抜群の安定感です。
傷がつかない表面加工
バード電子のキーボードブリッジを選んだ大きな理由が、表面のマット加工です。
この加工のおかげで、透明なアクリル製よりも、傷が目立ちません。
アクリルは使っているうちに、細かな傷や曇りが気になりますね。
半年も使っていれば、傷だらけになり、テンションが下がるのは目に見えていました。
カラーはフリーザーカラー(透明)と、スモークブラックの2種類です。
僕はスモークブラックを選択しましたが、かなり気に入っています。
見た目も良いですし、傷や汚れが全く目立ちません。
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
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2ヶ月ほど使っていますが、新品同様の状態をキープしています。
ゴム足で全く滑らない
![バード電子のキーボードブリッジのゴム足](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/kyeboard-bridge-foot.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジのゴム足](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/kyeboard-bridge-foot.jpg)
バード電子のキーボードブリッジには、ゴム足がついています。
ゴム足は四隅を囲うような形状をしており、滑り止め効果は抜群。
実際に使っていて、キーボードブリッジがズレる経験をしたことはありません。
この足も、快適なタイピングを支えています。
バード電子のキーボードブリッジのデメリット
![バード電子のキーボードブリッジを設置した写真の斜め写真](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-speaker.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジを設置した写真の斜め写真](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-speaker.jpg)
バード電子製のキーボードブリッジのデメリットも紹介します。
僕が感じたデメリットは以下の3点です。
- 値段が高い
- 画面下が見えにくい
- スピーカーが塞がる
それぞれ深掘りします。
デメリット1. 値段が高い
ぶっちゃけ言うと、バード電子のキーボードブリッジは高いです。
マニアックな製品ということもあり、定価5280円。
高価なポリカーボネート素材を使っている点も、高価な理由でしょう。
色々と工夫されていますが、所詮はプラスチックの板です。
プラスチックの板に5000円は、なかなか勇気のいる金額ですよね。
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
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僕も、この金額のせいで2ヶ月ほど悩んでいました(笑)
僕は価格を考えても、買ってよかったと思っています。
確かに高いですが、雑な使い方をしなければ、壊れるものではありません。
大切に使えば、一生使える物でしょう。
これで生産性が上がるのであれば、むしろ安いとすら感じてきました。
デメリット2. 画面下が見えにくい
![バード電子のキーボドブリッジを使った時の画面下](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-setting-front.jpg)
![バード電子のキーボドブリッジを使った時の画面下](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-setting-front.jpg)
尊師スタイルをする上で、避けて通れないのが、画面下が見えにくいことです。
Macは画面下にドッグを置いて、アプリを管理するので、致命的です。
僕も最初は、やりにくさを感じました。
しかし、キーボードをやや手前に引くことで、この問題は解決します。
たった5mmでも、手前にキーボードを引くと、下画面がかなり見やすくなりますよ。
手前に引きすぎると、次はトラックパッドが使いにくくなるので、ベストポジションを見つけてみてください。
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
いっそのこと、ドッグ位置を移動させるのもアリです。
デメリット3. スピーカーが塞がる
キーボードブリッジを使うと、スピーカーが塞がります。
13インチの場合は、キーボードの横にスピーカーがついているので、見事に塞がりました。
この状態で音を出すと、こもった音になりますね。
音声が完全に遮断されるわけではないので、セミナーとかは大丈夫そうです。
スピーカーで音楽をかけながら作業をしたい人は注意が必要です。
キーボードブリッジを比較してみた
メーカー | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
バード電子 | キーボードブリッジ | 5280円 |
Covers | キーボードカバーガード | 4000円 |
ファーイーストガジェット | タイプスティックス | 2480円 |
サンワサプライ | ノートPCキーボード用アクリルカバー | 3000円 |
この章では、僕が購入を悩んだキーボードブリッジを比較します。
そもそも、キーボードブリッジはマイナーなアイテムなので、選択肢は多くありません。
現在、市場に出回っているのは、上記の4つです。
それぞれの特徴を簡単に紹介します。
【バード電子】キーボードブリッジ
僕が購入したキーボードブリッジです。
品質、完成度は最高クラス。
後悔したくないなら、ノンストップでこの製品がオススメです。
ただし、価格が高いのがネックです。
【Covers】キーボードカバーガード
おそらく2番目に有名なキーボードブリッジが「Covers(カバーズ)」製です。
バード電子製の従来モデルと近いデザインをしています。
価格がバード電子製よりも安く、僕も最後まで候補に入っていました。
ただ、透明なアクリル製なので傷が目立ちやすいのがネックです。
【ファーイーストガジェット】タイプスティックスTS01
コンパクトに収納できる唯一のキーボードブリッジです。
持ち運びを前提に考えているなら、こちらもありですね。
設置面積が小さいので、安定感は低めでしょう。
僕は、家の中での使用が多そうなので、却下しました。
【サンワサプライ】ノートPCキーボード用アクリルカバー
サンワサプライ製のキーボードブリッジは、クロームブック11.6型専用です。
サイズが合えば、他のノートパソコンにも使うことはできます。(MacBookにもギリギリ使えそう?)
価格は3000円程度で、この手のキーボドブリッジの中では安いです。
キーボードを置くというよりも、パソコンの上で書き物や、本を広げる用途で使われます。
そのため、縦幅が大きく、トラックパッドが隠れてしまうのが弱点。
僕は、トラックパッドを使うことを想定していたので、見送りました。
まとめ:バード電子のキーボードブリッジをレビュー
![バード電子のキーボードブリッジのロゴ](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-logo.jpg)
![バード電子のキーボードブリッジのロゴ](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2024/01/keyboard-bridge-logo.jpg)
以上、今回はバード電子のキーボードブリッジをレビューしました。
値段の高さから、決意に時間がかかりましたが、もっと早く買っておけば良かったと思っています。
専用設計なので、完成度は非常に高く、大満足です。
これでタイピングの効率も上がったので、費用対効果は十分ですね。
キーボードブリッジを使って作業効率を高めたい人や、尊師スタイルを極めたい人には、オススメです。
ぜひチェックしてみてください。
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
![](https://dosukoiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/E4A45DE2-DCED-4526-A515-DAF43E485CA0-150x150.png)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!