歴史から紐解く|リーガルパッドとは?実践的な使い方とオススメ商品も紹介!

ノート界のレジェンド「リーガルパッド」をご存知でしょうか?

あの独特な黄色い紙を一度は目にした方も多いかもしれません。

 

世の中はどんどんペーパーレスが進んでいますが、

まだまだ手書きの方が勝っている作業もたくさんあります。

そんな手書き派にこそ使って欲しい「リガールパッド」。

 

今回は

  • リーガルパッドの特徴
  • 効果的な使い方

についてお話しします。

手書き派は最後までご覧ください!

 

リーガルパッドの歴史

リーガルパッドの誕生は1888年。

なんと130年以上も前にアメリカで生まれました。

製紙で残った材料を利用したのが始まりと言われています。

 

ザラザラして薄く、タイプライターで打つのに適さない、

いわゆる使い捨ての低品質ノートとして誕生しました。

 

法律家の人々の要望から作られたため、

「リーガルパッド」と言う名前がつきました。

 

リーガルパッドの特徴

リーガルパッドの特徴

リーガルパッドを、ただの古いノートと考えるのは勿体ないです。

130年以上愛されてきたからには相応の理由があります。

まずは、リーガルパッドの特徴をご紹介しましょう。

 

黄色がトレードマーク!

リーガルパッドと言えば、目を引く「イエローカラー」でしょう。

なぜ黄色の紙なのかは諸説あります。

  • 漂白技術が足りなかった説
  • 白い紙と混ざらないように黄色にして欲しいと要望があった説

真相は分かりませんが、リーガルパッドをここまでの地位まで

押し上げたのは少なからずイエローパワーがあったでしょう。

 

実はリーガルパッドには「ホワイト」も存在しています。

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ただ、ホワイトだと普通のレポート用紙になりかねないので、個人的にはイエローを推したい。

 

イエローである事のメリット

イエローであることはお洒落であるだけではなく、色々なメリットがあります。

まずは、白色に比べて黄色は目に優しいと言う点。

白色は光を反射するので、知らず知らずのうちに目が疲れるんですよね。

リーガルパッドは目に優しいので、長時間の筆記にも向いています。

 

また、黄色は心理学的にアイデアを出しやすくする効果もあるとか。

一流の営業マンがわざわざリーガルパッドを選ぶ意味も分かる気がします。

 

かえるくん
イエローのおかげで書類に混ざっていても
すぐに発見できるメリットもあるのだ!

 

便利な縦罫線

リーガルパッドのもう一つの大きな特徴が、紙の左側に縦罫線があるところです。

これがリーガルパッドがリーガルパッドたらしめるポイント。

この縦罫線が一本あるだけで、様々な使い方に応用することができます。

こちらは後述します。

 

剥ぎ取り式ノート

リーガルパッドは剥ぎ取り式ノート

上端にはミシン目加工がされており、一枚ずつ切り離しが可能。

レポート用紙よりも、ミシン目の強度が高く、切り離さなくても使えます。

そのため、切り離さないで普通のノートのように使う人もいるとか。

 

大きさはほぼA4

リーガルパッドの大きさは「ほぼA4サイズ」です。

リーガルパッド:216mm×297mm

A4サイズ:210mm×297mm

横が6mm大きいですが、ほぼA4サイズと言って良いでしょう。

A4のファイルにも普通に入ります。

 

コンセプトは安価で雑な作り

リーガルパッドは製紙の余り物で作られているので「安価で雑な作り」がコンセプト。

特に米国産は顕著です。日本で手に入るものだと、

  • アマゾンブランド
  • コストコブランド

などが一般的。大容量で1冊100〜200円。

 

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お世辞にも品質が良いとは言い難く、

気にせずにゴリゴリ使える気軽さがアメリカっぽいですね。

 

高品質リーガルパッドも

最近のリーガルパッドは、見た目こそリーガルパッドですが、高品質なものもあります。

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私の愛用している伊東屋のリーガルパッドは、

紙の厚みがそこそこあり、滲みが少なく裏抜けもしにくいです。

 

万年筆で筆記しても、裏抜けもしにくいので、紙の裏面も使うことができます。

その代わり、伊東屋リーガルパッドは1冊300円以上とリーガルパッドとしては高めの価格です。

 

かえるくん
高品質なリーガルパッドなら
紙の裏面も使えるからコスパは悪くない!

 

リーガルパッドの使い方

リーガルパッドは大きな紙面に思ったことを自由に書くのが本場の使い方。

1テーマに対して1枚ページを大胆に使うと良いでしょう。

 

左側の縦罫線のスペースはアイデア次第で様々な使い方ができます。

リーガルパッドの使い方

よくある使い方としては

  • 日付
  • ちょっとしたコメント
  • 発言者(議事録)
  • 後に使う追記ゾーン

これらを参考に3パターンのリーガルパッドの活躍場面をご紹介します。

 

アイデアを出すためのノートとして

リーガルパッドと言えば、ダイナミックに思考を投影させた、

アイデアノートとしての使い方が最も適しているでしょう。

 

1テーマ1ページの原則に則りながら、

アイデアをザクザクと書き込む→次のページにざっくりと纏めながらザクザク書き込む

これをアイデアがまとまるまで繰り返します。

 

かえるくん
最初はグチャグチャだった思考が
最後に綺麗にまとまるのが快感だよ

 

縦書きでも使いやすい

私のマイブームはリーガルパッドを縦書きで使うことです。

縦罫線で縦書きの頭の文字が綺麗に揃うので、綺麗に整って見えます。

気分転換に縦書きでアイデアを書き込んでみると、新たな発見があるかも。

 

商談ノートとして

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この本で学んだのですが、商談時に客にリーガルパッドを見せながらノートをとる使い方もあります。

 

リーガルパッドの黄色で柔らかい雰囲気を出しつつ、

客と一緒にノートを作り上げる一体感が生まれるので商談も上手く行くとか。

営業マンは一度試してみると面白いかも。

 

TODOリストとして

縦罫線を活かしてTODOリストとしても使いやすいです。

あまり大きなスペースが必要のない人は、

一回り小さなリーガルパッドJr.がサイズ的にも丁度良いです。

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まとめ:リーガルパッド

以上、ノート界のレジェンド「リーガルパッド」の特徴と使い方でした。

黄色の紙は映えますし、性能も良し。流石は130年の歴史でしょう。

使ったことがない方は一度使ってみると、病みつきになりますよ。

是非お試しください!

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