こんにちは。はてなブログ歴6年の「なよ」です。
現在、はてなブログで書いたブログのリライトをやっているのですが、編集モードで一つ困ったことがありました。
はてなブログには、
- 見たまま編集
- はてな記法
- Markdown記法
の3種類の編集モードがあります。この3種類のモードはいつでも切り替えることができます。
しかし、一度投稿した記事の編集モードを後から変更することができないようになっています。
つまり、見たまま編集で投稿した記事は、一生「見たまま編集」で面倒を見ていかなくてはならないのです。
これは結構不便ですよね。
過去に見たまま編集で書いた記事で検索上位をとっている記事があったとします。
これらの記事を、今後の保守性を考えてMarkdownでより分かりやすくリライトしたいと思ってもできません。
この課題を解決すべく、色々と調べて実験をしてみました。
ということで、今回は
- はてなブログで投稿した記事の編集モードを切り替える方法
- 紹介する方法のSEO課題の実験
この2つのテーマでお話しします。では、いってみましょう!
記事の編集モードを変更する方法
はてなブログでは、一度投稿した記事の編集モードを後から変更することはできません。
これは公式でも発表されていることですので、正攻法はそもそも存在していないということです。
おそらくは、ブログ初心者の混乱を防ぐためだと考えられますが、ブログ中級者以上には面倒な仕様ですよね。
苦肉の策として、考えられたのが下記の方法です。
- はてなブログの「設定」→「基本設定」→「編集モード」からMarkdownモードへ変更。
- 新たな記事として、リライト対象の記事の内容をMarkdownで書き直す。
- 古い記事のURLを変更する。
- 新しい記事に古い記事のURLを設定して投稿する。
- 古い記事を下書きモード(非公開)に変更する。
- 念のためにサーチコンソールでインデックス登録もリクエストする。
平たく言うと、新しい記事と古い記事のURLと入れ替える、それだけです。
同時に同じURLは存在できないから、
古い記事のURLを変更してから新しい記事にURLを入れよう!
検索順位は変化した?
ブログ中級者以上の方は、この方法はちょっと怖いですよね。
SEO的に問題がありそうだし、ヘタをすると検索順位が下がってしまうのでは?と心配に思うでしょう。
私も同じです。検索順位がドーンと落ちたらどうしましょう。
ビビりながらも、とりあえず1記事だけで実験することにしました。
新しい記事として、Markdown記法でリライト。
過去記事だったので、情報が古いところや新たな知見が得られたところはアップデートを行いました。
そして、URLを切り替えて投稿。やっていることは単純ですが緊張しました。
3日ほど検索順位を検索順位トラッキングツール「GRC」で追跡。
結果は以下の通りです。
過去4位で推移していたものが、順位3位にランクアップ。
ランクアップに関しましては、アップデートされた部分が評価されたのだと思います。
順位がガッツリと下がることも覚悟していましたので、一安心しました。
ちなみに、この検索順位トラッキングツールGRCはブロガー必須のツールです。
まだ、お持ちでない方はチェック推奨です。
この方法のデメリット
特に問題がないと感じた私は、その後、何記事か同様の方法でリライトをしながら編集モードを切り替えました。
そして、試した限りでは検索順位が大幅に下がる現象は確認できませんでした。
ということで、SEOに大きな影響を与える方法でなはないのではないか?というのが私の見解です。
ただ、この方法にも穴があります。
それは、コメントが引き継げないことです。
せっかく書いていただいたコメントは古い記事に紐づけられているので、同時に消えてしまいます。
コメントもSEOに有利と聞いたことがありますので、コメントが活発な記事は一考する必要があるかもしれません。(ちなみに、今回の私が実験した記事はコメントが7件と少数でした)
コメントが活発なサイトは、
我慢して過去の編集モードで付き合っていくのが無難かも。
まとめ:はてなブログの編集モードを切り替える
以上、はてなブログの、投稿中の記事の編集モードを切り替える方法の紹介でした。
- 投稿中の記事の編集モードを切り替える直接的な方法は存在しない
- 新規記事とURLの入れ替えで代用できる
- SEO的に大きな問題は感じられなかった
ざっくりとまとめるとこんな感じです。
最近思うのは、Googleはそこまで厳密に小さなSEO対策を見ていないのではないか、ということです。
Googleの理想は価値のある記事を検索上位に表示させたいだけです。
小手先のSEO対策よりもユーザーのためになっている記事を書くことが第一優先。
今回のはてなブログの執筆モード切り替えも、
ユーザーのために記事をアップデートできるならやるべき。できないならやらない。
それだけです。
私もついつい細かいSEO対策を気にしがちですが、大枠の考えを忘れずにシンプルに考えていきましょう!
あと、万一のことも考えて、検索順位をトラッキングしておくことも大切です。
いち早く異常を発見して、リスクを最小限に編集モードを切り替えていきましょう。